ごあいさつ
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
当社、光洋産業株式会社は、2018年8月に創立50周年を迎えました。企業体として半世紀もの間続けてこられたのも、これまでのお客さま、協力いただいた会社様、さらにはさまざまな形でご支援くださりました皆様のおかげであり、重ねて御礼申し上げます。
当社は1968年にスクリーン印刷を業として高田馬場にて創業し、同時に住友スリーエム株式会社の特約加工販売店として同社のデコラティブ製品の販売・および加工を開始しました。
その後、1973年12月に狛江市を拠点とし新たな工場を建設し、本社機能も備え現在に至っています。
工場を竣工したときはオイルショックに見舞われ、いかにもタイミングが悪かったのですが、当時の仲間が歯を食いしばり、またお客さまのご支援をいただき二度のオイルショックを切り抜けました。その後は高度経済成長の波に乗り、当社も順調に業績を伸ばしてきました。
当初は、切文字のようなシートカットはデータをトレースしその後カッターで切り抜く作業で作製していましたが、1990年代になり機械化されたカッティングマシンの普及により技能工の作業から、データの編集操作などに作業が移り変わってきました。
同様に、永らく屋外の広告やステッカーで利用されていたスクリーン印刷もバスラッピングをはじめとする大型のグラフィックスが作製できるデジタル出力の出現によってその利用は徐々に減少しています。
しかし当社では、デジタル出力では補えない特殊な印刷が可能なスクリーン印刷を他社との差別化の基軸として、今後も継続していく所存です。
また、デコラティブ製品を加工製作してきて装置の移り変わり、作業内容の移り変わりも体験してきました。この50年で印刷だけ、出力だけ、ではない他社に勝るとも劣らない加工技術の蓄積も当社の強みです。
皆様にはトータルの技術力・技能の高さを実感していただきたく、なお一層のご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
